今日はセ・リーグについてです。パ・リーグ同様優勝争いの記事を、と思いましたが、1位の広島はマジック2。今日にでも優勝が決まりそうな勢いなので、混戦のCS争いについて書いていきたいと思います。
現在、CSを争う阪神、巨人、DeNAの今後の勝敗と勝率、そして残り試合数と対戦相手が以下のようになります。
ご覧のように阪神が一歩抜け出していて、10勝すれば、他チームの結果にかかわらず2位が確定します。そして、巨人、DeNAはゲーム差で0.5と拮抗しています。しかし、直接対決も残しているので、どちらも自力でCS進出が可能という状況です。
続いて、残り試合の対戦相手と対戦成績が上の通りです。阪神は、巨人(.400)、DeNA(.650)との直接対決が計9戦あり、この対戦の結果がCS進出チーム決定に大きな影響を与えそうです。 巨人は、下位で今期の対戦成績の良い中日(.591)、ヤクルト(.619)との対戦が7戦あり、ここで勝ち切れればCS進出の可能性が高まりますね。 また、DeNAは、勝率の低い阪神(.350)・巨人(.364)との直接対決で勝ち越せると、CS進出に近づけるのではないでしょうか。
続いて、勝率をもとに期待値計算したものが以下の表です。
単純に期待値を合計すると、阪神 7.594勝、巨人 8.530勝、DeNA 6.675勝となり、残り試合の勝率では、巨人>阪神>DeNAとなります。また、各対戦カードごとに期待値を四捨五入して整数にしていくと(ex.0.6勝→1勝)、全チーム8勝で並ぶことになります。つまり、3チームとも8勝前後が見込まれる結果となりました。
また、3チームとも広島との対戦を残しており、ここで勝ち星が挙げられるかがCSでの対戦も見据えて重要になるかもしれませんね。 また、下位チームとの対戦では、勝率通り勝ち越せないとCS争いで一歩後退することになりえます。
最後に上の表は、先ほどの勝率期待値を勝率の表に当てはめたものです。
これをみると、阪神は勝率5割でも2位は確保できる可能性が高く、2位でほぼ決まりそうです。しかし、巨人、DeNAとの対戦が多いため、ここでで大きく負け越すと危険といえますね。
また、 巨人、DeNAは接戦です。どちらも8勝ならDeNAがCSに進出しますが、1勝で順位が入れ替わるので、大きな優位をどちらかが持っているわけではないです。しかし、期待値計算では巨人が一歩リードしているというところでしょうか。
現在の期待値的には阪神と巨人がCSで激突することになりますが、まだまだ目が離せないですね。
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